モノを借りた時(賃借料)の仕訳・記帳

機械や車両・備品などを賃借(借りた)した場合、貸主に支払う使用料・レンタル料などは『賃借料』勘定などを使って記帳します。

『賃借料』は費用グループの勘定科目ですので、たとえば備品を賃借し、その賃借料として現金1,000円を支払った時は借方(左側)に以下のように記帳します。

借方 金額 貸方 金額
賃借料 1,000 現金 1,000

『賃借料』は損益計算書上、販売費及び一般管理費に含めて表示します。

なお、賃借したものが土地や建物などの不動産物件であるような場合には『地代家賃』(または『支払家賃』などの)勘定科目を使用する場合もあります。また、機械などをリースした時は『支払リース料』勘定などを使用することもあります(ファイナンス・リース契約については会計上は売買処理が必要となる場合もあります。詳細はリース取引の会計処理を合わせてご参照ください)。

演習問題:賃借料の支払い

社内の備品をレンタルし、レンタル料(賃借料)として現金3,000円を支払った。

借方 金額 貸方 金額
賃借料 3,000 現金 3,000
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