ICカード（マイナンバーカードなど）やメモリカードを読み取りする際などに利用するカードリーダーを購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳することになります。
たとえば、現金5,000円でカードリーダーを購入した時は次のように仕訳します。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 消耗品費 | 5,000 | 現金 | 5,000 |
なおデスク回りの消耗品や文具類などを事務用品費などの勘定科目で記帳している場合、カードリーダーの購入費用も『事務用品費』『事務用消耗品費』などの勘定を科目を使用することもあります。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 事務用品費 （事務用消耗品費） |
5,000 | 現金 | 5,000 |
使用する勘定科目については、必ずしも決まりはございませんが同じ種類・同じ目的の取引については継続的に同じ勘定科目を使って仕訳するようにしてください。
演習問題：カードリーダの購入時
メモリーカードを読み書きするためのカードリーダーをECサイトより購入した。購入代金5,500円は法人のクレジットカードより決済した。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 消耗品費 | 5,500 | 未払金 | 5,500 |
『消耗品費』勘定ではく『事務用消耗品』『事務用消耗品費』勘定などを使用することもありますので会社のルールに従って記帳・入力してください。
