新幹線・航空機・ホテルなど（出張旅費）の仕訳・記帳

従業員や社員・役員などが遠方の取引先や支店などへの出張する際に要した新幹線代・航空機チケット料金・ホテルの宿泊費などの交通費や旅費は『旅費交通費』勘定で記帳します。また、会社の旅費規程などに基づき日当が支給される場合においても『旅費交通費』勘定で記帳することになります。
『旅費交通費』は費用グループの勘定科目ですので、たとえば出張先のホテル代10,000円を現金で支払った時は借方（左側）に以下のように記帳します。

なお、海外など遠方への長期間の出張などの場合は金額も大きく、従業員や役員などに立替払いさせるにも負担が大きすぎることがあります。このような場合においては、出張する従業員や役員などに事前に旅費の概算額を仮払いを行い、帰社後に旅費の確定額が判明したのちにあらためて過不足額を精算する事があります（詳細は概算払い旅費の取り扱いページをご参照ください）。

演習問題：出張旅費の支払い

本日、社員が福岡出張から帰社した。社員が立替えていた福岡への出張旅費（航空機チケット料金・ホテル代・現地のタクシー代及び当社の旅費規程に定められた日当など）60,000円を現金で精算した。

『旅費交通費』勘定は費用を表す勘定科目ですので、支払った時は借方（左側）に記入している点をご確認ください。