ドメインの経費処理の基礎

ホームページやメールアドレスを作る際にはドメインが必要となります。
ドメインとは、インターネット上における住所のようなものであり、たとえばメールアドレスの場合@より後ろの部分がドメインとなります。

メールアドレス:info@○○○.com ⇒「○○○.com」の部分がドメイン

ドメインを取得する場合には、ドメインを管理する会社(お名前ドットコムやムームードメインなど)に年間1,000円などの金銭を支払う必要がありますが、ドメインを取得するために要した費用は『通信費』などの勘定科目を使って記帳することになります。

借方 金額 貸方 金額
通信費 1,000 現金預金など 1,000

通信費勘定を使用しているのは、メールアドレスを取得するためにはドメインが必要なため、メール通信のための費用として通信費をつかうなどの意味がありますが、会社や商品の広告のためのホームページ作成のためドメインを取得するなど、ドメイン取得の主目的が宣伝広告などにある場合には『広告宣伝費』などの勘定を科目を使用することもあります。

なおドメインの取得する際(あるいは更新の際)には、ドメインを2年や3年など長期間契約して代金を支払うこともできますので、1年以上の長期にわたって契約した場合には支払額をいったん『長期前払費用』『前払費用』などの資産を表す勘定科目を使って記帳し、決算時に当期の期間に対応する金額を当期の費用へ振り替える処理などを行うことが必要となります。

演習問題:ドメインを取得した時

1.メールアドレス用にドメインを取得した。1年分1,200円の代金は普通預金口座から振り込んだ。

借方 金額 貸方 金額
通信費 1,200 普通預金 1,200

2.当期首に新商品用のホームページ作成のために新たにドメインを取得した。3年分3,600の代金は普通預金口座から振り込んだ(いったん長期前払費用として処理するものとする)。

借方 金額 貸方 金額
長期前払費用 3,600 普通預金 3,600

上記のドメインに支払った金額について、決算時に当期に対応する分を広告宣伝費に振り替えて処理した。

借方 金額 貸方 金額
広告宣伝費 1,200 長期前払費用 1,200

計算:ドメイン代3,600円×当期の月数12/全期間の月数36=1,200円

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