国債や社債の利息(有価証券利息)を受け取った時の仕訳

会社が保有している有価証券のうち、債券(国債や地方債、社債など)については、定期的に利息を受取ることができます。
この保有する有価証券のうち債券から生じる利息は『有価証券利息』勘定(営業外収益)を使って記帳します。

なお保有する債券について償却原価法を適用している場合、各期の償却額(損益配分額)を『有価証券利息』勘定を使って記帳することになります(償却原価法に関する仕訳の詳細は満期保有目的の債券の評価(償却原価法-定額法)とはをご参照ください)。

演習問題:有価証券利息を受け取った時

保有するA社社債(額面金額は3,000,000円であり、受取利息の年利は3%、利払日は年2回である)について半年分の利息を現金で受け取った。

(計算過程)
額面金額3,000,000円×年利率3%×6月/12月=45,000円

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
現金 45,000 有価証券利息 45,000
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