アフィリエイト・アドセンスなどネット広告により得た収益は、ネット広告を主たる営業(本業)としているか否かにより以下のように異なります。
アフィリエイト・アドセンスなどネット広告業を主たる営業としている場合 | 売上 |
広告用のホームページにたまたま広告を張った場合など、ネット広告業を主たる営業としていない(副業・副収入としてとらえている)場合 | 雑収入 |
演習問題:アフィリエイト収入の仕訳
1.個人事業主Aはアフィリエイトを主たる営業とするアフィリエイターである。AはASPより今月のアフィリエイト収入として300,000円が確定した旨の通知をうけた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
売掛金 | 300,000 | 売上 | 300,000 |
2.飲食店を主たる営業とする法人Bは自社のホームページにアフィリエイト広告を掲載している。アフィリエイトによる収入はわずかであり、今月はアフィリエイト収入として3,000円が確定した旨の通知をうけた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
未収入金 | 3,000 | 雑収入 | 3,000 |
アフィリエイト・アドセンス・ネット広告業を主たる営業としている場合には『売上』、それ以外の場合には『雑収入』となります。
またアフィリエイトによる債権も主たる営業より発生した『売掛金』とそれ以外の場合の『未収入金』とで使い分けを行います。
(関連ページ)
ドメインの経費処理の基礎
レンタルサーバ代を支払った時の経費処理